このページでは『近代画説』31号公募要項と最新号の目次をご紹介しています。
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『近代画説』31号掲載論文・資料紹介の募集
『近代画説』第31号掲載の論文、および資料紹介を公募いたします。以下の執筆要領、投稿規定、
ふるってご応募ください。
《執筆要領》
[投稿資格] 明治美術学会の個人会員(※但し投稿時に2022年度までの会費が納入済みであること)
[論文] 18000字以内(註を含む) 図版点数 10点程度まで
[資料紹介] 16000字以内(註を含む) 図版点数 10点程度まで
締切り 2022年7月3日(日)(消印有効)
[送付先] 〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 表象・メディア論系内 明治美術学会事務局宛
[問い合わせ先] mail-meibikai@meibikai.org
『近代画説』投稿・審査規定
1. 投稿資格は、明治美術学会の個人会員が有する。
2. 投稿は未発表のものに限る。
3. 「論文」または「資料紹介」を公募する。「論文」は本文および註を含め18000字以内、図版点数10点程度までとし、「資料紹介」は本文および註を含め16000字以内、図版点数10点程度までとする。
4. 字数は使用ソフトによって異なって表示されるため、投稿者が執筆に使用するソフトにかかわらず、Microsoft Word縦書き書式にて「脚註と文末脚註を含める」「文字数(スペースを含めない)」でカウントして末尾に記載すること。数字は漢数字を基本とする。
5. 挿図・資料などの掲載の許諾については投稿者が自らの責任において手続きをおこなうこと。
6. 原稿、挿図は、印刷したものとUSB 等のデータを同封の上、「論文」または「資料紹介」の区分を明記し、期日までに事務局宛に送付すること。
7. 採択された文章の著作権は執筆者に属するが、学会は、挿図を除き文章をデジタルデータとして公開する権利を有するものとする。但し、著者が一部または全部の公開を希望しない場合には、採択決定後、文書で事務局に申し入れること。
8. その他については編集委員会が判断する。
『近代画説』執筆のガイドライン
・和暦の年、月、日は「十」をいれる。例:明治十六年十月二十五日
・西暦は四桁の漢数字。例:二〇二一年
・雑誌の巻・号には「十」「百」は入れない。例:『美術手帖』一〇号、 『アトリエ』二八三号
・ページ数にも「十」「百」は入れない。例:九九―一二二頁
・展覧会の回数には「十」を入れる。例:第十二回院展
・文中の地の文で数を記述するときは「十」「百」を入れる。例:百六十二点が出品された。
・本文中の註の入れ方は〔註1〕などのようにする。註は文末にまとめて列記する。
・本文中の図版の入れ方は(図1)などのようにする。
・註に挙げる文献の表記は、原則として以下の通り。
(和文)
著者「論文名」『掲載誌名』刊行年月、○―○頁。
著者『書名』発行所名、刊行年月、○―○頁。
例)青木茂「新・旧刊案内87」『一寸』八七号、二〇二一年十二月、一―四頁。
青木茂『油絵初学』筑摩書房、一九八七年九月、二八〇―二八一頁。
(英文)著者, “論文名”, 掲載誌名(イタリックで), 刊行年月, pp.○-○.
著者, 書名(イタリックで), 発行都市名, 発行所名, 刊行年, pp.○-○.
審査について
1. 投稿論文、資料紹介は、主に①新知見の有無 ②論述内容の妥当性 ③論述形式の妥当性 の3点から、査読意見をもとに編集委員会で審議し決定する。
2. 査読の結果、編集委員会より論文、資料紹介の区分の変更を提案することがある。
3. 条件付き採択となった場合には、指定された期日までに改訂した原稿を再提出しなければ採択とならない。
4. 審査については『近代画説』に総評を掲載する。
(2019年12月14日総会決定)
『近代画説 30 』目次 | ||
タイトル | 稿者 | |
〔第30号記念〕 | 対談 むかしがたり | 金子 一夫+丹尾 安典 |
〔第30号記念特別寄稿〕 | 近代日本美術研究の現在 | 佐藤 道信 |
〔第30号記念特別寄稿〕 | 義足考 | 木下 直之 |
特集【近代日本画の〝新古典主義〟再考】 | 〔特集解題〕近代日本画の”新古典主義”再考 | 塩谷 純 |
安田靫彦筆《風神雷神図》考――昭和戦前期における日本美術院の絵画表現について | 椎野 晃史 | |
土田麦僊の花鳥画と古典絵画観――二つの《罌粟》を中心に | 長嶋 圭哉 | |
新古典主義と岸田劉生 | 中野 慎之 | |
タブローへの道――昭和初期洋画における「脱・大正」の試み | 河田 明久 | |
【公募論文】 | 公募論文の査読結果について | 河上 眞理 |
やまと絵画家・高取稚成の画業について | 田中 純一朗 | |
占領期における新日本美術会の活動――支援者 中村勝五郎をめぐって | 川村 笑子 | |
松本竣介《街》連作における「カメラの眼」――寺田寅彦の映画芸術論を参照軸にして―― | 大久保 辰眞 | |
下岡蓮杖筆《函館戦争油画》の考察――中島三郎助肖像写真とともに―― | 山口 順子 | |
研究発表〈要約〉 | 和田英作《松林(下絵)》と岩崎彌之助高輪邸 | 泰井 良 |
国安稲香と京都の近代彫刻 | 田中 修二 | |
山川秀峰の生涯と画業―ー表現の模索から舞踊画へ | 𠮷井 大門 | |
塚本岩三郎と「眼の教育」の起業ーー上野パノラマ(帝国㡧画)館開設と「東京造画館」の展開ーー | 長田 謙一 | |
新日本美術会と戦後美術団体の再編ーーGHQ/SCAPとの関係から | 川村 笑子 | |
ヒトラー政権の芸術政策に対する日本の態度について | 江口 みなみ | |
「森田恒友展」と恒友の滞欧期についてーー紀行文と葉書を手がかりに | 𠮷岡 知子 | |
大橋翠石展と甲斐虎山展を通じて見えてきたものー独立作家研究の方法論ー | 村田 隆志 | |
イタリアにおけるラグーザ・玉 再考 | 河上 眞理 | |
2021年研究発表・活動 | ||
青木茂さんを送る 森田 恒之 | ||
編集後記 児島 薫 | ||
『近代画説』投稿・審査規定 | ||
明治美術学会 会員業績録 2020年4月1日~2021年3月31日 | ||
※書誌情報※ | 近代画説 30 明治美術学会誌 2021 | |
ISSN 1343-7445 |
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