『近代画説 29 』目次
タイトル 稿者
巻頭論攷 山本鼎の生いたち 付論 国柱会との関わり 金子 一夫
特集【近代日本美術史は、作品の現存しない作家をいかに扱うことができるか?】 〔特集解題〕 近代日本美術史は、作品の現存しない作家をいかに扱うことができるか? 大谷 省吾
国安稲香――京都の近代「彫塑」を育てた彫刻家 田中 修二
今戸精司――趣味人としての彫刻家 迫内 祐司
自己に忠実に生きようとした画家――船越三枝子 コウオジェイ マグダレナ
「近代日本美術史」は「女性人形作家」を扱うことができるのか?――上村露子を例に 吉良 智子
【公募論文】 公募論文の査読結果について 塩谷 純
大阪博物場と同美術館―書を起点として― 前川 知里
「民衆藝術家」矢崎千代二のパステル表現―「色の速写」と作品の値段― 横田 香世
荒城季夫の昭和期美術批評――忘れられた〈良心〉 渡邊 実希
研究発表〈要約〉 戦時下の東京美術学校―工芸技術講習所の活動と意義― 浅井 ふたば
太田喜二郎研究―京都帝国大学関係者との交流を中心に― 植田 彩芳子
矢崎千代二とパステル画会―「洋画の民衆化」を目指して― 横田 香世
荒城季夫の戦前期美術批評と大衆社会 渡邊 実希
萬鐵五郎の雲と自画像―禅を視点とする解釈 澤田 佳三
文展における美人画の隆盛と女性画家について― 松園を中心に― 児島  薫
山本鼎の生いたち―新資料による解明、そして国柱会のこと― 金子 一夫
戦時下の書と空海 志邨 匠子
前衛書家上田桑鳩に見る書のモダニズム―「日本近代美術」を周縁から問い直す 向井 晃子
太平洋画会日誌にみる研究所争議と太平洋美術学校の開校―洪原会、NOVA美術協会の活動にもふれて 江川 佳秀
2020年研究発表・活動
編集後記  児島薫
『近代画説』投稿・審査規定
明治美術学会 会員業績録 2019年4月1日~2020年3月31日
※書誌情報※ 近代画説 29 明治美術学会誌 2020
ISSN 1343-7445