2008年度 活動報告
12月13日(土)総会 於・早稲田大学
奥間政作 「「特攻」と「玉砕」-沖縄戦と藤田嗣治をめぐる一考察-」
岩切信一郎 「明治錦絵の表現の変遷について-主に戦争錦絵を中心に-」
10月4日(土) 日韓近代美術史シンポジウム
「都市と視覚空間―1930年代の東京とソウル」 於・東京大学
※韓国近現代美術史学会との共催、後援文化資源学会、協力 財団法人ポーラ美術財団
谷口英理 「1930年前後の美術と映画―「シネマ化」と領域横断の諸相について」
河田明久 「展覧会、この現代的なるもの―1930年代の古拙趣味とその背景」
滝沢恭司 「都市と幻想表現―谷中安規の版画をめぐって」
金炫淑 「昌慶苑の『夜の花見』と『ヨザクラ』」
権幸佳 「朝鮮名画の発見―呉鳳彬の朝鮮美術館主催古書画展」
文貞姫 「上海摩登/京城毛断―1930年代消費空間のメディアと女性イメージ」
8月30日(土) 特別展「五姓田のすべて-近代絵画への架け橋-」開催記念シンポジウム
「未知なる五姓田をめぐって」 於・横浜美術館レクチャーホール
〔基調報告〕
角田拓朗 「五姓田派の全体像について」
〔研究発表〕
古田亮 「明治の実用絵画 五姓田派の画家たち」
猿渡紀代子 「五姓田派のネットワーク 結節点としての渡辺文三郎・幽香夫 婦(地縁、血縁、菩提寺)」
赤木里香子 「美術/教育の展開と五姓田派」
○総合討議
角田拓朗・古田亮・猿渡紀代子・赤木里香子・廣瀬就久
7月26日(土)例会 於・早稲田大学
春原史寛 「縄文土器と日本近代の美術史学」
神内有理 「明治後期における洋画家の日本志向-夏目漱石『草枕』を例に」
安松みゆき 「”ドイツの少女”C. プファフ」
5月11日(土)例会 於・東京芸術大学
佐藤温 「幕末期の書画鑑定における権威の在処―『古筆了伴・安西雲煙/鑑定一件始末』を中心に」
宗藤綾子 「美術市場の形態と価格」